自給自足は今の時代勿体無い?
ラオスからこんにちわ。世界周遊中の伊倉です。
(ヴァンヴィエンにて撮影)
今回はラオスをふらついていて感じたことについて書きたくなったのでまとめておくことにします。
一個人の若輩者の意見として流し読んでもらえたら嬉しいです。
目次
自給自足を否定するつもりはないが…
自分の力だけで衣食住の充実度を満たして生活する。
これはとても素晴らしいことで、かつ人間力が大変優れていると言えると思います。
じゃ、なんでそれを否定するようなタイトルにしたのか、という話なんですけど
正直今の時代の流れに沿って生きるには人間力は全く必要ないように感じるからです。
そしてもう一つは自給自足は個の持つ突出した部分を燻らせることになりかねないのではないのか、そう感じたからです。
今、時代が個人の能力を強く評価する時代になっており、
お金に変わり得る商品の幅がとても広くなっていることを感じてる人もいるのではないでしょうか。
また、クラウドファンディング、ICOなどが世間に浸透してきたことにより
ますます個人=商品価値が付けれるような時代になってきたと感じています。
自給自足が個としての価値を下げる可能性がある理由について
時間は有限であり日々支払っているものであるということを意識してもらえるとわかりやすいかもしれませんが、
僕たちは1時間を生きるのに3600秒の時間を支払っています。
1日を生きるために86400秒の時間を支払っています。
今の時代はこの毎秒あたりの人間的価値をどれだけ高めるかの競争になっているように見えます。
毎秒あたりに他の人が生み出せない自分だけのオリジナルを多く生み出す力を持つ人が
影響力を持ち、いわゆるインフルエンサーと呼ばれる部類になっているのだと思います。
少し脱線しましたが、自給自足は自己完結型で、周りを巻き込むことなく完結します。
いいように言えば自分以外の誰もいなくてもいきている力ですが、
今の時代その力は必要としませんし、少し勇気を出して声をあげれば、支援という形でお金を集めることも難しくない時代です。
僕はそんな時代に自己完結させてしまう自給自足の生活をするのは勿体無いのではないか?と感じるわけです。
ラオスで感じた自己完結の現実
ラオスは年収がアジア1低く貧しい国と言われている国です。
ゆったりと流れる時間や、強欲でも商売気質でもないこの国の人柄は、
僕をとても癒してくれます。
しかし少し内向的で、ひっそりと家族でゲストハウスや商店、ツアー会社などを営み、
大きく周りを巻き込むこともなく暮らしている姿を見たら、この国の人柄的に
国を内側から発展させるような人物はいるのだろうか、と感じたりしました。
自給自足や小さい営みでひっそりと暮らすのは非常に満足度を満たしやすいと思います。
ただそれは同時に満足度の器が小さいものになりやすいとも思います。
僕も海外に出てから安い物価で働くことなく暮らして満足をしていましたが、
今回ふとした瞬間に、もっと満足度に関して乾ききっていてもいいのではないかと感じました。
これから自分はどう変化して行くのか
旅を重ねて、国による環境の違いを少しづつ知り、
器を小さくして満足度を満たしやすくする方法を身につけていっているので
僕はこれからいつでも比較的簡単に満足で幸せな時間を手に入れることはできる。
ただ、挑戦することやそれを達成することで得られる満足度や、
満たしても満たしても満たされない乾きのようなものも常に持っていたいな、
と思うようになってきています。
当面の新しい目標としてはこのブログを僕個人を知ってもらうためのツールとして
更新の頻度を高めて精度の高いものとしていき、
このブログ、そして僕個人が価値を持つようになることを目標にしようと思います。
僕は今、お金と時間をダブルで払って出会いや目で見たものからインプットの時間を大切にするようにしています。
なので、現地で知り合った方と行動を共にする場合や、
何か自分で感じ取れるものがある場合はそちらを優先することも出てくると思います。
他のブロガーさん達に比べると更新頻度等で劣る部分が出てくるかもしれませんが、
今自分が置かれている貴重な価値のある経験等をしっかりと文章に変換する力を磨いて、そこで勝負できたらいいなと思います。
読んでくれている方はもしよろしかったらSNS等で交流していただけると嬉しいです。
今回は少し硬めの文章になってしまいましたが、ときには脱力しきった記事も書いていきたいと思っているので楽しみにしていてください!!
ではまた。
ps.ラオスは本当にゆったりしていて動物もそこら中にいてメチャメチャいいところなので是非。